記帳指導R5年分 9月2023-税理士-
個人事業者のための無料個別記帳指導開始
今回、昨年に引き続き、令和5年分確定申告に向けての個別記帳指導担当税理士となりました。
開業間もない個人事業者の事業所を訪問or当事務所にて、来年3月15日期限の確定申告に向けて、今後4回の個別対面指導を行う予定です。
記帳指導の具体的内容
記帳の指導って、具体的にはどんな事をしてくれるのかなーと思っている方へ。
それは、その方の事業形態や、現在までどのような管理をしているか(orしていないか)によります。
仮に「記帳の仕方が全くわからない」という場合は、まずいわゆる帳面の付け方から。「今まで手書きで処理していたが、会計ソフトを使ってみたい」なら会計ソフトの選び方から。「会計ソフトを使っているが、これで合っているか不安」であれば会計データのチェックから。
そして、どのような場合でも必ず、売上管理や証憑(見積書・請求書・領収書等)保管について現状を確認し、不足があればどのように改善すべきかアドバイス等を行います。
また、疑問や不安なことがあれば何でも対面で話していただき、個別具体的な質問等に対応します。
最終4回目には、決算書及び確定申告書を完成させて、税務署への提出まで共に行います。目標は電子申告ですが、状況により書面提出のこともあります。
税理士以外の相談先
この税理士による無料個別記帳指導は、事前申し込みが必要な制度なので、現在のタイミングで“記帳指導を受けてみたい”と思った場合、早くても来年(令和6年分)からになります。
では、無料もしくはあまり費用をかけないで、継続的に令和5年分の記帳指導が受けられる相談先としては、どこがあるのでしょうか?
税務署は無料ではありますが、ちょっと心理的に抵抗があるかもしれません。そのような場合は、青色申告会or商工会議所であれば、それほど費用をかけることなく継続して記帳指導を受けられるので、一度問い合わせてみることをお勧めします。
自分には関係ないかもしれないと思いながら、今もなお消費税のインボイスが気になっている方は多いのではないでしょうか?さらに令和6年1月1日からは電子帳簿保存法の電子取引データの保存義務が全ての事業者に課されるなど、自分だけでは不安な事がいくつか出てくると思われます。どこか相談先を見つけておくと、そのような心配事に対してもフォローが期待でき、より安心して事業に集中できるかもしれません。
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